リクナビNEXT

リクナビNEXTは公式サイトによると登録者数が1,000万人以上でこの業界では国内最大級、毎月10万人の新規登録者数があります。

ただし、当サイトで対象にしている機械設計生産技術設備保全品質管理などエンジニア職についは断トツに多いとまでは言えません。

リクルートエージェントやdodaに比べると求人件数はやや少ないです。

 

その代わり、応募のハードルが低い求人を見つけやすいのが特徴です。

未経験者や第二新卒者など、他の転職支援サービスでは応募できる求人が見つからない人も、リクナビNEXTなら見つかる可能性があります。

 

リクナビNEXTは転職サイトであり、リクルートエージェントのようなアドバイザーのサポートサービスはありません。

あくまであなたが自分で求人を選び、応募から面接、内定獲得に向けて調整や交渉を全て行うことになります。

このメリットとしてあなたのペースで自由に転職活動を行う事が出来ます。

 

もしも実際に利用してみて、やはりアドバイザーのサポートが欲しいと思えば、リクルートエージェントも併用してください。

メリットの両取りで更に転職活動が効率的に行えます。

 

半導体工場で20年間、多くのエンジニアの採用に関わって来た私の経験もまじえて、リクナビNEXTの転職情報をレビューします。

 

リクナビNEXTのメリット・デメリット

リクナビNEXT

 

リクナビNEXTはエンジニア転職にこんなおすすめポイントがあります。

エンジニアへのおすすめポイント(メリット)

①モノづくりエンジニアの求人は約3,000件と少ないが、機械設計の求人は1,500件と多い。

②転職エージェントサービスではなく、転職サイトなので自分のペースで求人が探せる。

スカウトサービスを利用して、自分のキャリア、スキルを今と異なる業種、職種で活かしたエンジニア転職も可能。

 

リクナビNEXTの特徴

① 登録者数が1,000万人、新規登録者が毎月10万人の人気サービス。

②他の転職支援サービスに比べると、未経験者でも応募できる求人が多い。

20代~30代前半までの求人が多い。(新規登録者の68%は35歳以下)

「オファーを待つ」機能で2万社以上の企業から非公開を含むオファーが期待できる。

⑤転職サイトサービスなので、自分のペースで自由に転職活動が出来る。

⑥リクナビ独自案件が85%と大変多く、他社にない求人を見つける事が出来る。

 

【注意点(デメリット)】

●アドバイザーのサポートがなく、求人探しから全て自力でやることになる。

●非公開案件が多く、スカウトサービスを利用しないと好条件を逃す。

●リクルートエージェントとの併用が効率的な利用法。

 

転職エージェントサービスのない、転職サイトでこれだけエンジニア系の求人が多いのはリクナビNEXTの大きなメリットであり、特徴です。

 

転職エージェントとの関わり合いが苦手、あくまで自分だけのペースで転職活動をしたい人にリクナビNEXTは絶対のおすすめです。

 

■登録者数が国内最大級の転職サイト。マイペースで転職活動したい人におすすめ。

【リクナビNEXT】

※リクナビNEXTのプロモーションを含みます。

 

職種別・エリア別の求人件数

リクナビNEXTの職種別・エリア別の求人件数をご紹介します。

 

【機械設計・生産技術・設備保全・品質管理の求人件数】

職 種 求人件数
機械設計 1,489件
生産技術 860件
設備保全 492件
品質管理・品質保証 432件

*2021年10月1日 職種検索から調査。求人件数は時期によって増減します。

 

ハッキリ言ってリクナビNEXTはそれほど求人件数が多い訳ではありません。

しかし未経験者第二新卒者など他の転職支援サービスでは見つけにくい求人が多いのがメリットです。(比較的多い)

 

また、転職エージェントのサポートが煩わしく感じる人、マイペースで自由に転職活動をしたい人におすすめです。

この2つに該当しない人にはマイナビメーカーAGENTリクルートエージェントの方をおすすめします。

 

【エリア別求人数】

リクナビNEXTで機械設計・生産技術・設備保全・品質管理の求人がどのエリアに多いか調べた結果です。

エリア 求人比率
関東 28.5%
関西 23.6%
東海 28.2%
その他 19.7%

*2021年10月調査。求人件数は時期によって増減します。

リクナビNEXTの求人は関東関西東海エリアに全体の80.3%が集まっています。

ただ、3エリアにほぼ均等に求人があり、関東が突出している訳ではありません。ここが特徴です。

 

【求人の雇用形態】

リクナビNEXTの求人では正社員募集がほとんどです。

派遣社員の募集はほとんどありません。契約社員の募集が多少あります。

ただ、正社員型の派遣社員募集の求人があり、応募のハードルは低めです。

 

求人の多い業界・未経験者・年収・資格など

リクナビNEXTで、求人の多い業界、未経験者、第二新卒者、予定年収などの傾向を説明します。

 

【業界別求人数】

●機械設計

リクナビNEXTの業種検索で調べると、機械設計の61.2%は「その他」となっており、詳細が分かりません。

実際に100件ほど求人を調べてみると半導体、自動車、家電、エンジニア派遣、プラント業界などから求人が多く出ています。

 

●生産技術

生産技術の求人も、業界検索してみると全体の77.5%が「その他」になっていて、詳細が分かりません。

生産技術も実際に100件調べてみると、産業機械、半導体、自動車、家電などの業界から多くの求人が出ています。

 

●設備保全

設備保全も業界としては「その他」が50%ほどあって、詳細が分かりません。

実際に求人を調べてみると、産業機械、半導体、自動車、家電など生産技術と同じ業界が多くなっています。

 

●品質管理・品質保証

機械、電気、電子系のメーカー、食品、化学、医薬品、化粧品などのメーカーから求人が多くあります。

 

【未経験者・第二新卒者】

モノづくりエンジニアに関して、未経験者や第二新卒者が応募できる求人を検索してみると、

●未経験者歓迎 16%

●第二新卒者歓迎 6%

の割合で求人が見つかります。

 

しかし、実際の求人を200件ほど調べてみると未経験者が応募できる求人はもっと比率が高いです。

機械設計では100件中45件、生産技術で100件中19件が未経験者歓迎案件でした。

特にエンジニア派遣会社から、正社員型の派遣募集が多く出ています。

 

ただし、どの未経験者歓迎案件でも、経験者は更に歓迎、優遇となっています。未経験でも応募は出来るけど、採用のハードルは高そうです。

 

【応募年齢は?】

リクナビNEXTの公式サイトをみると、登録者の68%は35歳以下となっています。

リクナビNEXTに限らず、たいていの転職支援サービスでは対象年齢は20代~30代が中心になります。

 

【専門資格は必要か?】

リクナビNEXTの求人では、資格が応募の必須条件になっているケースは10%以下です。

生産技術設備保全で電気工事士や電気主任技術者、ボイラー技士にエネルギー管理士などの必置資格業務独占資格が指定されています。

こうした一部の求人を除くと資格よりキャリア優先だと言えます。

 

資格の指定はなくても実務経験の指定は求人の80%以上です。そして必要な実務経験を積むのに資格の取得が必須のケースが含まれています。

そうした求人では事実上、資格保有が必須条件となるわけです。

 

【予定年収は?】

リクナビNEXTの機械設計、生産技術、設備保全、品質管理で年収500万円以上の求人割合は以下の通りです

●機械設計 68.1%

●生産技術 74.1%

●設備保全 55.5%

●品質管理 49.1%

*2021年10月 年収検索で調査

年収500万円以上の求人には、「300万円~700万円」、あるいは「300万円~」のような求人を含みます。

あくまで可能性があるだけで、年収500万円以上を保証するものではありません。目安としてみてください。

 

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【リクナビNEXT】

※リクナビNEXTのプロモーションを含みます。

 

リクナビNEXTを利用した転職までの流れ

リクナビNEXTを使って転職先を見つけるには、こんな流れとなります。

 

【転職活動開始から内定・入社までの流れ】

①無料登録する
・・
②自分で求人を探す
・・
③スカウトサービスを利用する
・・
④希望の企業に応募する
・・
⑤面接・内定・入社

 

リクナビNEXTはリクルートエージェントと違って、エージェントサービスはありません。

自分で求人を探して、自分で応募します。

 

ただ、リクナビNEXTに会員登録すると、「グッドポイント診断」と言うツールが利用出来ます。

これはあなたの強みを客観的に抽出するツールで、質問に答えて行くだけで強味が分かると言う優れものです。

 

あなたご自身も気付いていないあなたの強み、それが分かることによって今までとは違う視点で求人探しが可能になります。

 

ひらめく

 

この他、リクナビNEXTには「オファーを待つ」機能があって、このサービスに登録しておくとあなたのキャリアに関心を持った企業からオファーが届くことがあります。

 

「応募しませんか?」

のオファーの場合は、通常と同じ書類選考からのスタートになります。

 

「面接に来ませんか?」

のオファーだと書類選考は飛ばしていきなり面接からのスタートになります。

ただ、いずれの場合も採用が確定している訳ではなく、最終的に採用されるかどうかは審査結果によります。

 

また、オファーをもらった後の質問や交渉などは全てあなたと企業担当者の間で行います。リクナビNEXTが間に入って調整や交渉はしません。

 

ここが転職エージェントサービスと異なる点です。

何度も繰り返していますが、企業との調整、交渉まで依頼したい場合にはリクルートエージェントやマイナビメーカーAGENTなど、転職エージェントサービスをご利用下さい。

 

リクナビNEXTの口コミ情報

リクナビNEXTは登録者、利用者が多いのでネット上の口コミ情報も半端なく多いです。

そしてネガティブ、ポジティブ、両方の口コミが投稿されています。

それらは全く逆の指摘も多く見られます。

例えば、

「中小企業の求人が中心で、好条件が少なかった。」

と言う口コミがある一方で、

 

「大手の企業で年収アップの求人が見つかった」

と言う口コミもあります。

 

リクナビNEXTに関しては口コミ情報をあまり気にせず、当サイトで紹介した「こんな人におすすめ」に該当するかどうかで利用を判断して頂ければと思います。

 

まとめ

リクナビNEXTは転職エージェントサービスではなく、自分で求人を見つけ、自分で応募する転職サイトです。

転職エージェントサービスに比べてサポート内容は劣りますが、こんなメリットもあります。

●自分のペースで自由に転職活動ができる。

●未経験者や第二新卒者でも応募できる求人が見つかる。

この2点にメリットを感じる人にはぜひ利用して欲しいサービスです。

 

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【リクナビNEXT】

※リクナビNEXTのプロモーションを含みます。